メニュー

頚部背部痛

a)神経症状(神経痛)を伴うもの

鎮痛剤(特に神経障害性疼痛治療剤)の内服が主体となりますので、内服の要領を指導いたします。神経痛が落ち着いた時点で、再発予防を目的にモーターコントロールの修正を図ります。

b)神経症状を伴わないもの

神経症状を伴わない頚部・背部痛を認めた時点で、脊柱(頸椎・胸椎)-胸郭-肩甲帯のモーターコントロールの障害を生じています。治療としては痛みが強い場合は投薬、トリガーポイント注射と物理療法を併用し、鎮痛を図ったうえで運動器リハビリテーションにて脊柱(頸椎・胸椎)-胸郭-肩甲帯のモーターコントロール障害の修正を図ります。特に長時間のコンピューター作業等、事務作業の多い女性は、脊柱-胸郭-肩甲帯周囲の筋量(筋力ではありません)に問題があることが多く、タンパク質摂取を中心とした栄養管理は必須となります。また治療に時間がかかる方も多い部位ですが、最後までお付き合いいたします。

 

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME