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膝関節痛

初発症状として膝裏の痛みがあります。膝裏に痛みがある場合は、股関節-膝関節-足関節のモーターコントロールは障害されています。当院において、膝裏の痛みを訴えた方の17% にベーカー嚢腫(膝の裏に水がたまる)を認めています。ベーカー嚢腫の有無や、膝周囲筋のモーターコントロール状態を把握するのには、超音波検査が非常に有用です。治療としては物理療法をはじめとして、痛みが強い場合は、注射療法(トリガーポイント注射、ヒアルロン酸関節注射)、股関節-膝関節-足関節のモーターコントロール修正のための運動器リハビリテーションを主体としています。いわゆる鎮痛剤の内服のみで終わりではなく、運動指導などによる自身の管理が必要となる疾患です。

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