物理療法
モーターコントロールの障害は障害部位を中心に筋肉・靭帯の伸張性(関節
の可動性)が低下します。これを改善する目的で当院では以下の物理療法を行っております。
ホットパック
温熱パックを局所にあてがうことにより局所循環、疼痛の改善、筋の伸張性の改善を図ります。※発熱時、細菌感染症、外傷直後等では行えない場合があります
低周波治療器
筋に直接、電気刺激することにより筋を収縮させ筋の状態を整えます。
※ペースメーカーの植え込みをされている方は使用できません。
牽引療法
頸部痛、腰痛に対して行い筋の伸張性の改善を図ります。
※神経症状が強い場合は行えないことがあります。
マイクロカレント
細胞修復を促し、低周波とは違い刺激の低い微弱電流を流し局所の疼痛を抑えます。
超音波医療器
局所の疼痛を抑えるために用います。また、骨折の癒合促進や組織の修復にとって有効な治療器です。
メドマー
空気圧により、下肢循環や両下肢の筋の伸張性を上げるために用います。浮腫に対しても有効です。
以上の機器を病態に応じて、2-3種類組み合わせて用いております。